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逢魔が時

『逢魔が時』(おうまがどき)は、2001年8月9日にビクターインタラクティブソフトウエアからプレイステーション向けに発売されたサウンドノベルアドベンチャーゲーム。本項では続編である『逢魔が時2』『逢魔が時プレミアムFANディスク』についても記述する。
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なお、ファミコンソフト『ジーキル博士の彷魔が刻』とは無関係。
キャッチコピーは「和風ホラー・ノベル」。原作者は谷登志雄。

シナリオは6本あり、それぞれに複数の結末が用意されている。ゲームオーバーはなく、必ず次のシナリオに進むことができる。まず「序章」をプレイし、次に「河童」というシナリオに移行する。これをクリアすると、「脱衣婆」「池袋の女」「一本たたら」という3本のシナリオが出現。この3本は好きな順にプレイできる。3本とも終了すると、最終話「二尺の顔」が出現、クリアするとスタッフロールが流れ、終了となる。2週目以降も再び序章から順番にプレイしなくてはならない。

直前に見たシナリオの結末によって、次のシナリオの内容が若干変化することがあり、これを「続編シナリオシステム」と呼称していた。

なお本作は、実は「逢魔が時」という物語の前編に過ぎず、ストーリーは未完のまま次作へ引き継がれることになる。

逢魔が時2
概要・システム
前作の僅か1ヵ月後である2001年9月13日に発売されたが、内容は続編というより「前後編の後編」というべき位置付けである。

前作のセーブデータを読み込むことで、前作の結末から続くストーリーをプレイできる(複数の結末に辿り着いていた場合は、その中から好きな結末を選択できる)。前作のデータがない場合は、「序章~河童~」というシナリオからスタートする。これは辰岡が江戸時代に行き寺子屋を始めるまでの経緯(前作のそれとは異なっている)と、前作の1シナリオ「河童」を再構成したエピソードとなっている。

本作も序章を含めた6本のシナリオから成っているが、前作とは違いプレイできる順番は決まっている。ただし、一度クリアしたシナリオは自由に再プレイすることが可能となった。前作と本作のエンディングを全て見ると、原作者のメッセージと映像特典を見ることができる。

逢魔が時プレミアムFANディスク
概要・システム
「もう一つの逢魔が時キャンペーン」の景品。 逢魔が時1・2の帯にそれぞれ印刷されている応募券を切り取り、送料分の切手を同封して送ると必ず入手できた非売品ディスク。2の後日談を描いたシナリオ「外伝」と、『ぷよぷよ』タイプのパズルゲーム「遊戯台」、サウンドテスト、2作の動画・静止画を再生できる項目などが収録されている。

なお本ディスク入手者には、2002年に同社のサウンドノベル『月の光 〜沈める鐘の殺人〜』の発売告知葉書が郵送された。

ストーリー
時は西暦2001年の夏。青年・辰岡勇太郎は1人の女性を追い、夕暮れの東京を走っていた。追いつこうとしたその時、突然閃光が放たれ、辰岡は幕末の江戸へとタイムスリップしていた。記憶に欠落をきたした彼は、寺子屋を始めながら記憶を取り戻そうとする。自分は何者か?追っていた女性とは?そして江戸の町に続発する怪事件…。

登場人物
辰岡勇太郎(たつおか ゆうたろう)
主人公。現代の東京から江戸時代へとタイムスリップし、その時のショックで記憶の大半を失った青年。「杏子」という名の女性を追っていたが、同時に自分も何者かに追われていることは覚えている。学問は全般的に得意だが運動能力は低く、字も汚い。江戸の長屋で子供達に西洋算術(数学)を教える寺子屋「辰岡塾」を開校し、生活していくうちに次第に記憶を取り戻していく。貧しい農村を目の当たりにして学者面をしていた我が身を反省したかと思えば、その後のエピソードで二言目には「ぼかぁ学者です」を連発したりもする。非科学的なことは一切信じず、直面すると理解が追いつかなくなる。地の文で、「その時だった」というフレーズを頻繁に使う。愛称は「ゆう」だが、作中ではお七にしか呼ばれたことはない。名前・愛称共に変更可能。
声・岡野浩介
杏子(きょうこ)
辰岡が追っていた女性で、彼と一緒に江戸時代にタイムスリップするが、その後行方不明になっていた。辰岡は名前以外はまったく覚えていないが、一緒に元の時代に帰らなければならないという気持ちは残っている。
声・むたあきこ
お七(おしち)
辰岡が江戸時代で最初に出会った人物で、夜鷹をしていた女性。長屋に住んでおり、面倒見がよく辰岡に色々な世話を焼いてくれる。特技は三味線。他人から同情されることを嫌う。
原田宗次郎(はらだ そうじろう)
お七と共に、辰岡が江戸で初めて出会った人物。南町奉行所定廻同心を務める武士。辰岡塾を度々尋ねてくる。厳格な性格で、感情表現が苦手。
声・津田英三
嘉助(かすけ)
辰岡と同じ長屋に母親と住んでいた男で、なぜか西洋算術に興味を持ち、唯一の大人の塾生となった。定職は持たず、手製のやじろべえを売ったり、瓦版に怪しげな情報を提供したりして生活している。お調子者のホラ吹きで、その口は「ホラ貝」とあだ名されている。
お夏(おなつ)
塾生の1人で、長屋に住む少女。素直で優しい性格。塾で学ぶうちに、西洋の文化に興味を持っていく。
声・前田ゆきえ
権蔵(ごんぞう)
塾生の1人で、長屋に住む少年。多くの弟と妹を持つ。生意気でやんちゃだが兄弟思いで、ある事件をきっかけに医者を志すようになる。
声・広瀬正志
竹次郎(たけじろう)
2で登場。小物問屋で丁稚奉公していた少年で、お夏の紹介により塾生となった。愛称は「竹ちゃん」。おっとりとした性格で、いつも鼻水を垂らしている。
やつら
辰岡から「やつら」と呼ばれる、謎の追跡者達。江戸の町に潜み、何らかの実験を行っているらしいが…。2のラストで、その衝撃の正体が明かされる。

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2009年02月11日 11:12に投稿されたエントリーのページです。

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